田久保真紀市長が学生時代に所属していた大学をきちんと卒業しておらず、「除籍」となっていたことが判明しました。
そもそもなぜ除籍などという結果になっていたのでしょうか。
理由としては、①学費の未納、②卒業単位の不足、③懲戒処分、等が考えられますが、②の卒業単位の不足に気が付かずに「卒業できた」と思い込んでいた可能性が高いと考えるに至りました。
それでは早速見てみましょう!
田久保真紀が大学から除籍された理由3選!単位不足なのに思い込み卒業か
田久保真紀市長は東洋大学法学部卒業として自身の経歴を紹介していましたが、2025年5月の市長選挙の後に、市議会に宛てて「卒業ではなく除籍である」と匿名の怪文書が送られました。
除籍された理由は一体なんだったのでしょうか。
中退(退学)と除籍の違い
まず大学中退(退学)と除籍の違いについて改めて見てみましょう。
- 中途退学:自らの意思で大学を辞める
- 除籍:学生の意思とは関係なく大学が学生の在籍を取り消す
田久保真紀市長はこの除籍に当たります。
①学費の未納
田久保真紀市長が大学から除籍された理由1つ目は、学費の未納が考えられます。
怪文書が送られてきた後、2025年6月28日に田久保真紀市長自身が東洋大学の事務局にて確認したところ、卒業証明書が発行できず、除籍されていたことが判明しました。
ということは、田久保真紀市長自身は自分は東洋大学を卒業していると信じて疑っていなかったということでしょうか。
仮に、学生当時に学費の未納に気が付かずに期日を過ぎてそのままにしていた場合、除籍されていた可能性は考えられます。
しかし当然督促の知らせはいくはずですので、学費の未納による除籍という理由は考えにくいです。
②卒業単位の不足
田久保真紀市長が大学から除籍された理由2つ目は、卒業単位の不足です。
こちらも、仮に卒業に必要な単位を全て取得したと思い違いをしたまま時が経ち、卒業は認定されないまま除籍となった可能性が考えられます。
田久保市長は詳細については触れていませんが、
「大学時代の後半はきちんと通学していなかった」
と明かしており、最後の詰めが甘く確認が漏れていたのではないでしょうか。
③懲戒処分
田久保真紀市長が大学から除籍された理由3つ目は、懲戒処分です。
学生の不正行為などに対する処分として大学が課すかなり厳しい処分です。
ニュースに出るほどの犯罪行為を犯した学生に対するものだったりするため、そうそうないことだとは思います。
また仮にこのような除籍処分を受けたとしたならば、卒業したという記憶にならないでしょうから、懲戒処分による除籍ではないでしょう。