日枝久のフジ乗っ取りの全貌!鹿内家追放までの10年と〇上納が企業文化で闇深い

フジテレビ取締役相談役の日枝久氏が表に出てこないことがひんしゅくを買っています。

”天皇”との異名を持つ日枝久氏は、会社の体質を問う上で欠くことの出来ない重要人物だからです。

日枝久氏は80年代から90年代にかけてフジサンケイグループ創業者の鹿内家を追い出しし、事実上乗っ取り」に成功したと言われています。

その支配の裏には労働組合書記長としての暗躍クーデターがありました。

また噂される「〇上納システム」を調査した結果、日枝久氏が女子アナブームの土壌を作り

更に歴史を遡るとその根幹はフジテレビ創業者にあったと考えるに至りました。

清水賢治は日枝久の支配を断ち切るのか、日枝久の妻・加寿子についてや日枝久と吉永小百合の関係日枝久のとんねるず破格の好待遇についても調査しています。

それでは一緒に歴史を紐解いていきましょう!

日枝久によるフジテレビ乗っ取りの全貌!鹿内家追放までの10年

フジテレビの歴史を探ると、そこにはテレビ全盛期時代の繁栄の裏に権力闘争が隠されていました。

本記事では、その中でも特に日枝久氏の「乗っ取り劇」や、鹿内家との対立に焦点を当てています。

日枝久 vs 鹿内家の権力闘争【年表】

日枝久氏のフジテレビ経営者としての立ち位置は、決して順風満帆ではありませんでした。

それはフジサンケイグループ創業家である鹿内家との権力闘争です。

まずは日枝久氏の転機を記した年表を見てみましょう。

1961年:早稲田大学卒業後、フジテレビジョンに入社

1980年:編成局長に就任(42歳)

1983年:取締役に就任

1988年:社長に就任(50歳)

1992年:鹿内家を排除

1980年、当時42歳の若さで編成局長に就任したのは、同時期に代表取締役副社長に就任した鹿内春雄氏による抜擢だったと言われています。(参照:Wikipedia )

鹿内春雄氏は、フジサンケイグループを築き上げた鹿内信隆氏の次男です。

日枝久氏は取締役に就任以後、約10年で鹿内家をフジテレビのガバナンスから完全に排除しました。

日枝久がフジテレビを完全掌握(1992年)

というのも1988年に鹿内春雄氏が急逝し、その僅か2か月後に日枝久氏が社長に昇任しています。

フジテレビ内での実権を握ることとなった日枝久氏は、最終的に1992年に鹿内宏明氏(3代目)を解任しました。

左:鹿内信隆、右上:鹿内宏明、右下:鹿内春雄

左:鹿内信隆、右上:鹿内宏明、右下:鹿内春雄

家族経営体制を是正したヒーローとも呼べるかもしれませんが、この出来事は、まさに「クーデター」「乗っ取り」と言われる形となりました。

実際に日枝久氏はフジテレビの経営体制を大きく変え、1997年には東証一部に上場パブリック・カンパニー化を実現して売上高5664億円の大企業へと牽引しました。(参照:朝日新聞

鹿内家の家系図:追放されたのは娘婿

フジサンケイグループ創業家の鹿内家の家系図を見てみましょう。

鹿内家の家系図

鹿内家の家系図 出典:access-journal

着目いただきたいのは赤字のお三方です。

初代:鹿内信隆

2代目:鹿内春雄

3代目:鹿内宏明

家系図を見て分かるとおり、日枝久氏から追放された鹿内宏明氏は娘婿でした。

ここで権力闘争があったことが伺えます。

日枝久が女子アナブームの土壌を作った

日枝久氏はその権力を確立する過程で、労働組合を結成、書記長としても活躍しました。

改革の一つとして、女性社員の25歳定年制の撤廃があります。

日枝久氏は編成局長として、女性アナウンサーがメディアの顔として活躍できる環境を整えた第一人者かもしれません。

ということは後の女子アナブームを生み出す土壌を作った人物と言えるでしょう。

しかし2025年現在、フジテレビの「〇上納システム」と呼ばれる噂が明るみに出ています。

非常に不透明で不正な取引が組織の文化として脈々と受け継がれていたのではないかと疑いの目を向けざるを得ません。

〇上納システムの根幹は創業者からだった!企業文化となり闇深い【衝撃】

噂されるフジテレビの〇上納システムは、なんと創業者の鹿内信隆氏にその根幹があったと言えるかもしれません。

創業者は軍務時代に慰安所設置に尽力

戦中の時代を生きた鹿内信隆氏は、旧軍時代に主計少尉となり、後に軍務時代の慰安所設置に尽力していました。(本人著「いま明かす戦後秘史」参照:weblio

このように〇利用が身近な環境に身を置いていた鹿内信隆氏は、後のフジテレビ創業後も〇を利用した手法を用いた、

もしくは実際に用いておらずともその“利用法”は身についていたと考察することもできます。

このような歴史的背景を持つフジテレビの経営体制には、まだまだ謎(闇)が多いようです。

日枝久「こんなことで負けるのか」

フジテレビのやり直し会見にて、経営陣の退陣が報告されました。

クーデターを起こして実権を握り続けた日枝久氏からすると

「こんなことでまけるのか」

と言うもののようです。

日枝久相談役

出典:がーるずチャンネル

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