南海トラフ沖地震が発生する日が12月16日と予言される理由はなんでしょうか。
過去記録を調査した結果、過去200年、南海トラフ沖地震が12月に発生した事例が過去に多かったことが分かりました。
ただし結論から申し上げると、過去のパターンはあるもの、今後の発生が12/16に起きるかどうかの科学的根拠は限られています。
そのため、いつくるかという日付を過度に気にするよりも、日ごろから地震に対する備えをしっかりと行うことが需要です。
それでは早速見てみましょう!
Contents
南海トラフが2024年12月16日の予言理由!
南海トラフ沖地震の予言が12/16と言われる理由は、過去の地震発生日が過去200年内では12月だったという共通点があるためです。
南海トラフ地震発生の過去記録一覧
過去の南海トラフ沖地震の発生時期と名称の記録一覧はこちらです。
- 684年11月29日: 白鳳(南海)地震
- 887年8月26日: 仁和(南海)地震
- 1096年12月17日: 永長(東海)地震
- 1099年2月22日: 康和(南海)地震
- 1361年8月3日: 正平東海地震、正平南海地震
- 1498年9月20日: 明応東海地震
- 1605年2月3日: 慶長地震
- 1707年10月28日: 宝永地震
- 1854年12月13日: 安政東海地震
- 1944年12月7日: 昭和東南海地震
- 1946年12月21日: 昭和南海地震
南海トラフ沖地震の発生記録が残る11回のうち、4回が12月に発生していました。
過去200年は全て12月発生だった
特に過去200年では12月に集中していたため、12月説が出ているのではないでしょうか。
動画でも紹介されています。
12月16日を特定する予言理由
南海トラフ沖地震が12/16に発生する予言される理由はこちらです。
占星術で占うと、「水星逆行タイミングと破壊イベント」という期間に当てはまると唱える人もいます。
科学的根拠ではありませんが、統計的なパターンや占いにより注意すべき特定の期間に12/16が入るようです。
次の発生は2030年~2040年?
南海トラフ沖地震の発生は、2030年~2040年ではないかと予言する人もいます。
今まで見た南海トラフ予想で1番腑に落ちたこれ怖過ぎ pic.twitter.com/n9ibfSxUUL
— 端クレ (@JL0NICEW1WahcdL) June 17, 2024
地震の発生確率は当てにならない?
地震の発生確率は当てにならないとも言われています。
さまざまな証拠から、(中略)地震後に掘り下げ工事が行われ、港の水深が人工的に深くなった時の数値だった可能性が判明する。
(中略)○○論文のデータは不正確だった。つまり、時間予測モデルは最初から破綻していたのだ。
「それを問う以前に、発生確率を基に作っている全国地震動予測地図を出すことの意義がない。」(引用:PRESIDENT)
実際、2024年1月1日に起きた能登半島地震の場合も、30年内に震度6弱以上の揺れが起きる確率は0.1~3%未満と評価されていましたが、実際には大地震が起こりました。(参照:PRESIDENT)
むしろ確率の低いとされてきた地域で巨大地震が発生しているということになります。
そのため、地震の発生確率や時期、地域の予想は当てにならないとも言えそうです。
地震予測に関しては慎重に捉えて、日ごとから備えをしっかりと行いたいですね。